マイホームを色々見て、いい家に巡り合えば、購入申込書を出します。
その後、契約日までの約1週間が実は勝負の時なのです!
多くの人は、契約日を待つだけ…という人がほとんどだと思います。そのため、この情報を知っているだけで、大きく結果が変わってきますよ。
マイホーム(兼アパート含む)を3回購入。賃貸用不動産を7棟買った経験からすると、このわずか一週間にする3つのことがとっても重要!
この記事を読むか読まないかで、何十万(場合によっては何百万?!)も安く家を買えるかもしれない、生の情報となります。
ズバリ、不動産申込から契約までにするべき3つのことです。
価格交渉の余地がないかを調べる(懸念の表明)
購入申込に書いた金額は、元々売りに出ていた金額でしょうか?
不動産売買の場合、実は価格交渉って「当たり前」です。
とは言え交渉せずに申込をしてしまった場合でも、まだ間に合います。
少しでも安く買える努力をしてみましょう。
自分の窓口になっている不動産屋さんに価格の相談をしてみます。
もちろん、一声で交渉を働きかける担当さんがほとんどだとは思いますが、中には動きが重い人も。
そういう場合、物件の条件やデメリットを知っていたら購入申込をしなかった!という事項を徹底的に洗い出して価格交渉の材料にします。
また、デメリットを見つけるため「にも」。
契約までに時間を変えて、何度も現地に足を運んでみます。
ほんの一例ですが、交渉になりそうなポイントをチェックしてみましょう。
- 徒歩15分と書いてあったのに、実際に駅から歩いたら徒歩17分かかった!
- 物件案内をしてもらった時に気付かなかったけど、近くに心理的にビミョーなものがあった(例:ゴミ屋敷、反社会的な建物、墓地など)
- 近くの人に聞いてみたら、どうやら昔に自殺があったらしい
- 前面道路が4メートルあると思っていたのに実際に測ったら3.5メートルだった(セットバックの有無も再確認)
マイホーム探しの場合、不動産屋さんの案内で現地を見に行くため…
良いことも良くないことも、後で気付くことが多いんです。
あえて一人で、または家族だけで現地まで行き、冷静に自分たちが住むところとして適しているか判断。ここは相談に乗ってもらえないかという点を重点的にチェックしましょう。
契約書と重要事項説明書の原案をデータでもらう
契約書と重要事項説明書(通称「ジュウセツ」)の原案をメールで予めもらっておきます。
書面を目をこらしてチェック。こんなこと知らなかった!ということが出てきたら、価格交渉の材料にします。
契約書や重要事項説明書の場合、予めもらうと言っても前日または、直前になることも多いでしょう。それでもいいんです。
冷静な状況で一度目を通しておくだけでも違います。
すると「あれ?」というポイントが浮かんできます。
契約書面に印を押すまでは、正直いくらでも書き換えは可能です。そういうもんです。
ただ、印を押してしまった後は法律上の効力が発生してしまい、変更も簡単にはできません。
そのため冷静に書面を確認できるような状況をあえて作り、おかしな点は交渉の材料にしましょう。
頭金の金額を準備する
契約の段階で頭金を売主さんに支払う場合がほとんどです。
一般的には100万円や200万円ですが、今はATMで引き出せる金額も少なくなり、窓口で受け取ることも多いでしょう。
当然、銀行の窓口は平日の15時までです。お仕事を休んだりして引き出す必要もあるでしょう。
複数口座から引き出すとしても、それなりに時間がかかります。
一番スムーズなのは、振込手数料の安い、またはかからない口座から銀行窓口に行きやすい口座に資金を移動。まとめて引き出すことです。
仕事の予定と残高をチェックしながら、契約当日しっかりと頭金を持っていきましょう。
手付金を指定口座に振り込むことも多いです。不動産屋さんから案内がない場合は、手渡しか振込かも含めて、確認してみましょう。
マイホーム購入から契約までにすること3つのまとめ
- 価格交渉(契約するまでにまとめる!)
- 契約書と重要事項説明書の原案を予めもらう
- 頭金の準備をする(事前振込の場合も)
どうでしょう?この1.と2.を知っておくだけでも、何十万円単位でお金が変わってきます。
他にも、マイホーム購入にあたっては、知っているか知らないかで
数十万円単位で変わってくることがたくさんあります。
価値ある不動産を効率よく探すコツ、価格交渉のテクニック、ローンの組み方から購入後まで…幅広い知識をたった10時間で学べるのが、ファイナンシャルアカデミーのマイホーム購入スクールです。
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授業料はびっくりしますが、安く賢くいい不動産を買うことができれば、余裕でペイ(回収)できます。
みんなが知らない「不動産の常識」を、限られた時間で賢く学ぶには。自分の頭への投資も必要不可欠です。
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