マイホームが手に入るまで後少し!
不動産契約もしたし、住宅ローンも通りそうだと不動産屋さんに聞いていたし。
後は引き渡しを待つのみ(*^_^*)
そう思っていた矢先に突然来る残念なご報告…
残念ながら住宅ローンが通りませんでした…
住宅ローンの申込書を書いて、銀行が審査をしますよね。
ところがローンが出ない。
住宅ローンが通らなかった時の対策についてまとめておきます。
住宅ローンが通らない場合不動産契約はどうなるのか?
不動産の売買契約書や建築委託契約書(新築建築の場合)を確認しましょう。
融資(住宅ローン)が通らなかった時の
契約解除事項について書かれていませんか?
一般的な不動産売買契約書や建築委託契約書の場合、
融資が受けられなかった場合に契約を解除できる事項が盛り込まれています。
いわゆる「ローン特約」と言われるもので、一般的には売買契約から1ヶ月以内に
融資が通らなかった場合、契約を無条件で白紙解除できるというものです。
売主が建築業者や不動産会社の場合には、ローン特約の期間を問わずに
別の銀行に当ってもらえるようお願いができます。
もう少し待ってもらえるかどうか含めて交渉してみましょう。
1ヶ月のローン特約を2ヶ月に延長してもらった場合、契約書の別紙として
覚書を作ってもらい、双方締結しておくとより確実です。
売主が個人の場合は、ひとまずローン特約延長の交渉次第ですが…
一般的には売る側に特別の事情があるようですと、
交渉に乗ってもらえないこともあり得ます。
この場合は諦めて白紙撤回するしかないですね。
いい物件はまた見つかるはず。
契約書の内容や交渉を終わらせた上でもっと大事なのが、
住宅ローン対策です。
住宅ローンが通らない時の対策1:他の銀行にも申し込んで見る
住宅ローンをお断りされた場合、一般的に銀行から
融資が通らない理由というのは教えてもらえないかと。
多くの銀行マンもあなたの住宅ローンを通すために、
上司や支店長や本部まで
然るべき手続き(稟議)を上げた上での結果です。
通らない理由を聞き出すよりも、次を当たる方が早いと思います。
売主や仲介の不動産屋さんに、別の住宅ローンに申し込めないか聞いてみます。
住宅ローンを申込む銀行を変えると、
ローンが通る可能性もあり得るからです。
けれどもしいいお返事がいただけないようなら、
自分で住宅ローンを探していくしかありません。
ただ住宅ローンを自分で一から開拓していくのは本当に大変です…
そのため、以下のようなウェブサービスを使ってみてはいかがでしょうか?
複数の金融機関に一度の登録だけで、まとめてお問い合わせができます。
住宅ローン一括審査申込
>>住宅ローンを相談したい!相談窓口もある複数銀行比較サイト(参考記事)
住宅ローンが通らない時の対策2:信用情報を取り寄せて過去の金融履歴を確認
対策1と併せて確認しておいた方がいいのが、信用情報開示についてです。
信用情報って聞いたことはありますか?
過去の借入や返済歴などをまとめたデータのことですね。
ローンの可否を審査する銀行やカードを発行するカード会社などは、
申込があると必ず信用情報を持っている会社に、
申込者の信用情報を取得します。
借金の返済に関するお金の履歴が信用情報と言えます。
ここに何かしらの記載があると、その申込者は
返済に滞りのリスクがあるということで
融資審査に落ちることが多いのです。
住宅ローンで年収と返済額のバランスなどは問題ないのに、
お断りのケースの場合。
よくあるのが信用情報に好ましくない履歴が残っている場合が多いのです。
信用情報を理由にローン申込を拒否される主な事例を7つ挙げます。
- 住宅ローン・マイカーローン・教育ローンなどローンを使ったが、
返済が滞ったことがある(返済忘れ) - クレジットカードのショッピング利用や分割払い、カードローン利用などで
支払が滞ったことがある(年会費や支払忘れ) - 携帯電話やスマートフォンの情報機器を月額払いにしているが、
滞納があり払えなかった(または返済遅れ) - 債務整理(自己破産・個人再生)の経験有
- 過払い請求履歴経験有
- 同姓同名で違う人の信用情報が記載されている
- 返済や支払をしたのに債権者の事務的ミスで信用情報が残っている
1.に関しては奨学金の滞納なんかも、信用情報に記載があるため
住宅ローンを断られるケースも多いようです。
まああり得るとすれば…
30代になってくると、学生時代や20代前半の記憶は薄れてきますよね…すると、
過去の返済漏れや奨学金滞納なんかは、
住宅ローンが通らなくて始めて信用情報取得。
それで思い出したり、ローンが受けられない理由が判明する人も多いようです。
3.の携帯電話やスマホの月額払いは、滞納があると信用情報に
しっかりと載ってしまいます。最近増えてきている事例です。
6.と7.まで行くともはや事故と言うか不幸としか言いようがないのですが…
どうすればいいか分からなくなりますよね…
信用情報を取り寄せて対策を練るのが住宅ローンとマイホームの第一歩!
信用情報は手続きさえ踏めば取り寄せることができます。
下記の3つの信用情報期間に開示請求を行います。
- 全国銀行個人信用情報センター(KCS)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 株式会社信用情報機構
信用情報取り寄せは有料でして、一般的に一件1,000円前後。
インターネットや窓口で取り寄せが可能です。
けれど問題があるんですよ…書かれていることの意味が分からないってこと!
aとかpとか円マークとか専門的な記号が並んでいて、解説も用意されていない。
どういう理由でローンが引っかかっているのか、一般の人には分からないのです。
じゃあ具体的にどうすれば、信用情報を取り寄せて内容を理解し、
信用情報をキレイにすることができ得るのでしょうか?
答えは、信用情報代行業者の活用です。
債務整理やヤミ金被害相談で実績多数の、
アヴァンス行政書士法人が有名ですね。
信用情報取得はもちろんのこと、信用情報の見方を教えてくれたり
法的な手続きが必要な場合はサポートまでしてくれるのです!
費用は、信用情報を自分で取得する場合の10倍前後です。
高いでしょうか?
いえ。
信用情報取得一つ取っても時間がかかる上に、
書類解読にも労力が必要です。
あの不可解な記号を解読していくだけでも大変だなーってのが実感です。
ましてや、同姓同名とか手続き違いなどの法的手続きが必要な場合、
働きながら対応するのは至難の業!
今回の目的は「マイホーム購入」です。そのための住宅ローンです。
ローン特約という時間的制限もあります。
その中でローンでベストを尽くすためには、
お金を払って対応してもらえるなら安いものなのではないでしょうか?
信用情報取り寄せだけで問題は解決しないので、
プロに相談してみましょう。
信用情報のお問い合わせや相談は無料です。
住宅ローンの審査が通らなかった時の対策まとめ
- 不動産の契約書を見直し融資特約期限を確認、期限の交渉
- 住宅ローンを他社で見つけられないかを検討(業者や専門サイト)
- 信用情報でローンが引っかかっている可能性があるので、信用情報取得と
対策を代行業者に相談する